広島大学大学院人間社会科学研究科 教育科学専攻 教師教育デザイン学プログラム 特別支援教育学領域

広島大学大学院教育学研究科 教育学部 特別支援教育実践センター 教育学部

学部

学部教育の概要

 特別支援教育教員養成コースは、特別支援学校を中心として、障害のある幼児児童生徒に対して、自覚と意欲をもって関わることのできる実践的な力を備えた教員となる人材を養成しています。このコースでは、講義や演習だけでなく、1年生から特別支援学校と小学校の教育の実際にふれる機会を設けています。入学後に3つの専修(中心となる領域)のいずれかに所属して学習を進めていきます。4年間で所定の単位を修得することにより、特別支援学校教諭一種免許状のすべての領域(視覚障害・聴覚障害・知的障害・肢体不自由・病弱者に関する教育の領域)と小学校教諭一種免許状が取得できる、中四国では唯一、全国でも数少ない教育課程です。そのほかに、所定の単位を修得すれば、学校図書館司書教諭等の資格(免許)を取得することもできます。
 学部4年間を通じた主なイベントとしては、新入生歓迎茶話会やオリエンテーション講座行事(学部1年生)、専修分け(学部1~2年生)、教育実習(学部3年生)、教員採用試験(学部4年生)、卒業論文作成・発表会(学部4年生)などがあります。

☆教育課程に「発展科目」があります

「発展科目」とは、特別支援学校の教員として必要な実践力や、高度な専門的知識を身につけてもらうために、平成24年度から開設した自由選択の科目群のことです。この教育課程で学んだ方々が、教育現場で即戦力として活躍できるようにという願いを込めて開設しました。
※発展科目は年度によって開講しない場合があります。

特別支援教育に関する専門科目

区分 授業科目 開設単位数
基礎理論 特別支援教育総論
心理、生理及び病理 大脳生理・病理
視覚障害心理・生理
視覚障害測定・評価演習
聴覚障害心理・生理
聴覚障害測定・評価演習
知的障害心理・生理
知的障害測定・評価演習
肢体不自由心理・生理
病弱心理・生理
教育課程及び指導法 視覚障害教育基礎論
視覚障害「自立活動」指導法I
点字の理論と実際I
視覚障害「自立活動」指導法Ⅱ
点字の理論と実際Ⅱ
聴覚障害教育基礎論
聴覚障害「自立活動」指導法
聴覚障害教育授業法Ⅰ
聴覚障害コミュニケーションI
聴覚障害コミュニケーションⅡ
知的障害教育基礎論
知的障害指導法Ⅰ
知的障害指導法Ⅱ
肢体不自由教育基礎論
肢体不自由指導法Ⅰ
肢体不自由指導法Ⅱ
病弱教育基礎論
病弱指導法Ⅰ
病弱指導法Ⅱ
免許領域以外の領域科目 言語障害教育総論
LD等教育総論
重複障害教育総論
特別支援教育支援技術総論
発展科目 視覚管理
視覚障害教材作成法
視覚障害教育授業法
聴覚障害教育授業法Ⅱ
聴覚障害乳幼児指導法
特別支援教育教材開発演習
知的障害職業教育実践演習
知的障害測定・評価実践演習
特別支援教育実習 特別支援学校教育実習入門
特別支援学校教育実習観察
特別支援学校教育実習
特別支援学級教育演習
卒業研究 特別支援教育研究法Ⅰ
特別支援教育研究法Ⅱ
卒業論文

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